韓日キリスト教議員連盟「友愛・協力へと進もう」
韓日キリスト教議員連盟が14日、国会内で創立10周年の記念式を開き、関係発展に向けた意志を新たにした。韓国側は与党ハンナラ党の李相得(イ・サンドゥク)前国会副議長、黄祐呂(ファン・ウヨ)議員、鄭斗彦(チョン・ドゥオン)議員、野党民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表、金泳鎮(キム・ヨンジン)議員らが、日本からは民主党のツルネン・マルテイ参議院議員や土肥隆一衆議院議員、重家俊範駐韓大使らが出席した。
この日の行事では、韓日の真の和解・発展に向けた提案が相次いだ。丁代表は祝辞を通じ、両国がいまだに新出発できないでいることを遺憾に思うとしながら、「日本の新政権発足を契機に、過去を完全に清算し進展へ努力を傾けるならば、真の善隣友関係が築けるだろう」と強調した。また、李前国会副議長は、このほど訪韓した小沢一郎民主党幹事長が歴史問題に言及したことを「民主党政権となり、指導者が過去を率直に認めている」と取り上げた。その上で、これまでの100年が過去にしがみついていたとしたら、この先の新たな100年は未来を目指し両国が努力すべきだと呼びかけた。
連盟は「北東アジアの平和と人類共栄に向けた共同宣言」を採択し、日本帝国による強制合併100年に当たる来年、両国は対立と反目の時代を閉じ、新の友愛と協力の時代へ進まなければならないとした。歴史清算への望ましい第一歩は、加害者の日本が被害者の韓国国民に心から許しを請う姿を示すことだとし、具体的には挺身隊や原爆被害者らに対する補償・支援問題の解決と強制連行者遺骨の韓国返還に、日本政府が積極的に乗り出すよう促した。連盟はさらに、北朝鮮核問題に関し韓日が平和的解決に向けた懸け橋の役割を果たしていくことでも一致した。
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